本日(4/15),ノーモア・ミナマタ国家賠償等訴訟の第14陣原告57名が追加提訴しました。これにより,現在熊本地裁で裁判を闘っている不知火患者会の原告は,合計1707名になりました。今回の追加提訴は,与党が国会に提出した水俣病被害者救済のためと偽った加害者救済のための特別措置法案に対する被害者による断固たる拒否回答と言えます。与党は,この追加提訴の重みを理解できるのであれば,法案を撤回すべきです。また,民主党が独自の被害者救済法案を提出して与党と協議をする構えですが,与党法案をベースにした幕引きでは,水俣病問題は決して解決しないことを肝に銘じ,安易な妥協は絶対にしないでいただきたいものです。
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