昨日11月18日,ノーモア・ミナマタ国賠等請求訴訟において,熊本地裁に対し,第18陣の追加提訴がなされました。これにより,第1陣からの合計原告数は,2018名になりました。
これほどの水俣病被害者が,加害者である国・熊本県・チッソに対し,裁判をしなければならないという現状は,憂えるばかりです。潜在患者数については,調査さえされていません。公害の原点と言われる水俣病問題は,その被害者救済ですら,未解決のままなのです。
7月に,特別措置法が被害者の声を無視して強引に成立しましたが,それだけでは全ての被害者救済につながらないことを,今回の追加提訴は明らかにしました。これからも,多くの国民の皆様のご理解・ご支援をいただきますよう,心よりお願いいたします。
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